続・ホワイトバンド

なんとなく気になって一日中考えてしまった(笑)。その中でふと、そもそも「完全に寄付のためだけ買った人」って全体の何割くらいいるんだろう?って思った。だいたいが好きなアーティストがしてるのを見て、それを売ってるのを見かけて、CMの覚えろげな記憶で「そういえばなんか人のためにもなるっぽいし、買ってみようかな」って思った人がほとんどなんじゃないかと思う(実際私はそう)。
それはそれでいいんじゃないかと思う。それで買った人が後でキャンペーンについて理解するんだから、宣伝方法としてかなりいい方法だったんじゃないかと。
ただ、なんか気持ち悪い。キャンペーンだけなら製造費の元とれるくらいでよかったんじゃない? そこに上乗せしてるところがなんだかなーと。寄付云々より、「了解ナシでお金とられた」みたいなとこがみんな納得いかないんじゃないかと(で、それがだんだん「寄付してないなんてきいてない」って主張にすり替わってちゃったんだと思う)。説明よく読めばわかるだろうけど、CM見る限りじゃわかんないし、売り方もレジの前ばっかりでよく確認できないし、サイトわざわざ見に行かなきゃわかんないっていうのもどうかと・・・(見れない環境の人もいるだろうし)。そして、人間の心理は不思議なもので、買った時はあまり気にしてなかったくせに、後で真実を知ると腹が立つもんなんだよ・・・(笑)。
上はさておき、ちょっと気になるのは(寄付料入ってないならなおさら)キャンペーンしてるのに実際考えたらどうしたらいいか提示がないこと。せっかく興味持った人が具体的に何かするにはどうしたらいいか示した方がよかったんじゃ。丸投げって感じがしちゃって。やっぱり自分で後で方法探そうと思っても結局忘れちゃったり、タイミング逃しちゃうこと多そう。なんせもともとにわか理解でキャンペーン知る人が多いんだろうから。入り口はやさしくしてくれないと。そういう感じで、キャンペーン知って行動起こしかけた人を逃がしちゃってる気がするのが凄く残念。ちょっと違えば大成功な企画だったのにねー。