松田一輝@「ピューと吹く!ジャガー」

映画を見る前に、パンフ見て笑いこらえるのに必死。みんな似てる・・・。特に相関図のビリーの叫び顔がツボった(笑)。ビリーあんな感じ!あんな感じ!


本編の感想は・・・(原作ファンなので辛口気味(^^;)
うーん。原作知らない方が楽しめるかもなぁ。原作ファンだとちょっと違うなぁと思っちゃう場面がちらほら。面白いのは面白いんだけど、気になっちゃって。


もっとジャガーさんに感情の起伏が欲しかった。映画はジャガーさんの動じない部分が多かったけど、原作によくある「ピヨ彦が正当な理由で怒る→『ばっきゃやろー!』ってジャガーさんが突然殴る→『男だろ!』みたいなよくわからない理由で諭される→何故か『カッコいい・・・』とピヨ彦納得」みたいな流れが好きなんだけどな、私は。
ポギー、変になってからの1曲目がわかりづらい。歌詞の字幕欲しかったなー。最後はいっそ原作にある手品師(←この話凄く好きなので)まで行っちゃって欲しかった(笑)。
と、暴力シーンが生理的にね・・・。殴って数メートル吹っ飛ぶとか、1発殴ってすっごい血だらけとかは原作もよくあったし、むしろそういう演出はあってもよかったって思ったけど、あの兄弟のシーンはなぁ(^^;。血とか音とか生々しい・・・。
同じく下ネタも。「マサルさん」でズボンのジッパー下げたり、トランクス一丁だったりするシーンはあっても、意外とあの人の漫画は女性系ネタ(今回のプリンとか変な喫茶とか)はなかったと思う。
そこら辺りの雰囲気の違いが気になってしまった。キャラクターはみんな似てたし、好きなシーンもいっぱいあっただけに少し残念。
ちなみに好きなシーンは、ポギーの猫のうた、公園で泥に顔つっこむ高菜さん、キレるピヨ彦、ハマーさんと影千代先輩が警察にみつかるシーンとかだな(^o^)。


そして、役者贔屓を差し引いても、ビリーのシーンだけは文句なしに大好き!!(笑)ビリーシーン、いつ挟まれるかと心待ちにしてたもん。あのストーリーの中で、ある意味別軸にいるけど、その距離感がちょうどよかった。宗教勧誘のおばさんとのやりとりも面白すぎる! 今思い出しても笑えるわ・・・。
あと、ダンスもね。リーゼント揺れまくり・・・(笑)