舞台「ダブルブッキング」@路上

何故、風邪引いてるのに新宿の路上に突っ立ってるんでしょう、私。だって、通勤途中の駅で劇やってて、しかもブログの更新とか見ちゃったらねぇ・・・。思わず途中下車(笑)。


今日の路上は(さすがに風邪が悪化しそうだったので前半までしか見れてないけど)すごくよかった気がする! 最初に見たのは、公演2回目だったから、役者さんもまだ余裕がない人もいたし、こっちもまだトップスは見てなかったからどういう状況で通ってるのかわからない部分もあったからっていうのもあるだろうけども。
以下、ネタバレあり


カズキングの紀伊国屋→トップス、好きです。その前に現天空旅団メンバーが勢いよく通り過ぎて、その後を悠々ってとこが。さすがスター!みたいな。今回は、そんなスターの笑顔もいただいてしまったしv
街に溶け込み過ぎな瀬田さんもナイス☆ 紀伊国屋→トップスはほんとにナチュラルすぎて、目の前通り過ぎてから気付いた。逆は、コネタし込んでるし! 途中の電柱にあるカラテ道場のちらしを見て、一枚貰ってくるっていう(笑)。
ひとみちゃんもぎりぎりまで気付かなかった。すごい思いつめた感じで歩いてて、「頑張って!」って言いたくなった(気付いたのがぎりぎりすぎて役名をとっさに思い出せず言えなかったけど)。
照明係の2人はセリフ言ってておもしろい(笑)。
ちょっと物足りなかったのは陽介。舞台上の出番が多いし、動きも多いから疲れてるのはすっごくわかってるんだけど、そして千尋ちゃんが俊足なので(笑)大変だと思うけど、もうちょっと危機感ある感じで追いかけてってくれたらなぁって、なんとなく。または、途中で止まってもいいから、「千尋ー!」って叫んじゃったら必死っぽくていいのに(トップスト紀伊国屋の中心で愛をさけぶ!)。


路上を見ていて、舞台内容でふと書き忘れたのを思い出したこと。
最後、ライターさんが天空旅団は藤崎さんの出演で盛り上がるけど、デニホパには何も残らないって言う話。あれって逆じゃないかなぁと思ったり。デニホパは今回ので仲間の結束が固まったし、いつか正攻法で紀伊国屋に立ってやるって意気込みも生まれたけど、天空旅団は今回の公演に関しては、新しい「藤崎竜一」は見られるかもしれなけど、他は大きく変われてない気がして・・・。ただ、今回の件で、次回からは雨宮さんを尊敬する心は残しつつ、雨宮さんを卒業できた公演ができるんじゃないかなぁとは思った。上谷さんがチャーリーさんに本音をぶつけたこととかもあるし、そういうの踏まえて藤崎さんがテレビとかで培ったものを逆に取り入れたりもするかもしれないし。
ちなみに藤崎さん、このまま天空旅団に専念して、もうテレビには出ないっていう風にはならないで欲しいなぁとも思ったり。劇と映像どっちがいいかとか、伝統的と革新的のどっちがいいかとかって、単純に甲乙はつけらんないと思う。表現の手段として、時と場合によってどれがいいかは変わると思うので。テレビドラマ見てて、これは連続ドラマよりも、SPドラマで一気に2時間でやってくれた方が面白いとか、これは舞台の方が面白そうとか、逆に舞台を見に行って、この舞台は映像の方がわかりやすいんじゃない?とか、これは舞台ならではな感じがなくてつまらないとか、そういうの思うことって結構あるし。そして、そのうちのどれかだけの演技が向いてるっていうなら、そういう役者さんはそれだけに専念すればいいし、いろんなことに挑戦して、いろんな経験積みたいって思えば、そうすればいいし。ただ、やりたい道に進むんでも、仲間裏切ったり、女の子とっかえひっかえしたりするのはダメだけどねー(笑)。