映画「僕らの方程式」

見てから日が経っちゃったけど。
新宿で見たら、プロジェクター観賞だった。えー。でも椅子が居心地よかったのでよし。
が、その日疲れてたので、これで面白くなかったら確実に寝てしまう…と心配に(爆)。結果は寝なかったけど(笑)。
目当てのよっしー、ちょい役かなぁと思っていたら、映る映る! なかなかおいしくてよかったv


以下、ネタばれ感想


どたばたでそれなりに面白かったけど、自分の好きなタイプとは違ったかな。偶然が偶然を呼んで「ありえない!」っていうのは許せるんだけど、状況的におかしいっていうツッコみどころはイライラしちゃって…。
テスト問題、原本盗んでどうするんだ…、という小さなこととか。なんでみんな立てこもる必要があるんだ…。全員で堂々と出て説明すれば即解決なのに、とか。そもそも、誘拐された本人、そもそも一緒に逃げる気満々だったみたいだけど、身代金貰うなら無理じゃん! お金も取られて本人も行方不明なんてなったら大事件な上に、もう外を歩けないと思う…とか。ラスト、あんなんなったら後で事情聴取っていうのはあるとしても、歩いて帰らせないだろ…。家族ごとパトカーで自宅まで送るよ…とか。そういうのが気になってあまり入り込めなかった。残念。
残念といえば、優一くんのオタクっぷりがあんまり見えなかったのも…。保健室の電車ダイヤの話くらい? あいばっちは見事にオタクでびっくり(笑)。すごくよかった。でも、優一くんは、女の子に騙されたってわかった瞬間の傷ついた表情が印象的でよかったな。
好きなキャラは、勘違いの警官と、永山くん演じる先生(笑)。あの、メイン部分にはいないのに気になる、忘れた頃に出てくるところがいい。さり気なく不憫なところも。
その他の感想としては、歌手希望の人には本気で腹立ったなぁ…。女の子騙したとかそういうのはどうでもよくて、なんのためにデビューしたいんだ!っていう意味で。何を聞かせたいのかねぇ…。有名になりたいだけ? そういう歌がみんなに届くと思ってるのかねー。最後も、なんか実はほんとに女の子のこと思ってた風な映像が入りつつ、改心してなかったっぽい(最後まで容疑否認してた)とこがなんだかなぁ。


つまんなくはなかったけど、いろいろ惜しいっていうのが印象の映画かなぁ…。