本「スイカの匂い」

すいかの匂い (新潮文庫)

すいかの匂い (新潮文庫)

片岡くん紹介本で、伊坂さん以外のを初めて読んだ。
感想は…


誰しもひとつくらいは持ってる話。なんだろう、苦いというか、自分でもよくわからない幼い故の狂気(?)というか、ちょっと違うけどある意味「トラウマ」みたいな。そんなのを思い出して共感してしまう。
描き方が凄いなと思った。ありふれた情景じゃないのに、凄く自然。
ただ、読後感は私的にはよろしくないです。言葉では表せないもやっとした気持になる(^^;。←理解できないから、というわけじゃなくて、理解できてしまうからこそね。